グレイテスト・ヒッツ ![]() 価格: 2,548円 レビュー評価:4.5 レビュー数:8 シンセサイザーを駆使したサウンドは、同時に80年代のミュージックシーンを象徴するサウンドでもあった。そこにソウルやロックのセンスを融合させ、独自のポップスを展開したのがユーリズミックス。 91年にリリースされたこのベスト盤には、ヒットチャートをにぎわせた人気のナンバーをはじめ、洗練された彼らの音楽、全18曲が収録されている。<12>はその詞の内容に問題ありと、アメリカのラジオ局などで放送が制限されたいわくつき。(春野丸緒) こうしてデビューから収録されて聞いていくと、とても同じアーティストとは思えないです。本当に曲者バンドですね。ほんまはどの辺がお気に入りなのか気になります |
Awkward Annie ![]() 価格: 1,730円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 イングランド北東部サウス・ヨークシャー出身のブリティッシュ・フォーク系シンガー・ソングライター、ケイト・ラズビーの2007年の新作(日本盤タイトル『手ごわいアニー』)。前作から2年の間に、プロデューサー兼演奏者としてこれまで彼女のアルバムに関わってきただけでなく18歳から交際し2001年からは夫でもあったジョン・マカスカーと別れるという大きな変化を経験し、セルフ・プロデュースとなった今作の自作曲にはそうした事情をうかがわせる曲もある。だが、これまでと同様、自作とスコットランドなどのトラッド、さらにトラッドの歌詞に新たに自作のメロディをつけたものなどからなるこのアルバムは、基本的にはアコーステ |
Anniemal ![]() 価格: 1,555円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 随分待たされて入手したアルバムですが、待たされた時間を織り込むと可もなく不可もなくといった感じでした。 80年代の電子音が好きな御貴兄には面白いアルバムかもしれませんが、どこかパンチがなく物足りない感じもしました。店で軽く流す感じのDance Popや日曜日の午後にゆったりと雑誌を読みながら聞くBGMとしてはいいのではないでしょうか。 |
若者のすべて [DVD] ![]() 価格: 2,625円 レビュー評価:3.5 レビュー数:3 名作と呼ばれている事もあり、多少期待して買って観ました。 また、自分はアラン・ドロンのファンで、競演のアニー・ジラルド、クラウディア・カルディナーレも大好きですし、レナート・サルヴァトーリも好きな役者です。 皆さん芝居は大変素晴らしかったです。 が、 感想は 最低の映画 でした。 ●自分が愛する恋人を目の前で昔付き合っていた兄に犯されたにもかからず、兄を責めるどころか、恋人に「かわいそうだから兄のところに戻ってあげてくれ」と無神経なお願いを |
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Wheels! (Step into Reading) ![]() 価格: 384円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 英語サークルの先生が3歳の息子へのクリスマスプレゼントに選んでくださいました。様々な「wheels」が登場します。大人が見ても「あっこれも、wheel、これもね」と感じる絵がつぎつぎ出てきます。1ページに1文程度と文字が少なくストーリーを楽しむというよりは、「wheel」つながりの絵を楽しむ絵本です。男の子にはお薦めです。 |
Brokeback Mountain: Story to Screenplay ![]() 価格: 1,540円 レビュー評価:4.5 レビュー数:8 アニー・プルーは、現代文学でも最高にオリジナルで素晴らしい短編小説を書いてきた。しかし多くの読者と書評家が彼女の最高傑作にあげるのが、『Brokeback Mountain』である。 『Brokeback Mountain』は当初ニューヨーカー誌に掲載され、全米雑誌賞のほか、O.ヘンリー賞も受賞した。この本に描かれているのは、牧場労働者とロデオ・カウボーイの危険で困難な恋愛に関する、忘れられない物語だ。さらに、ラリー・マクマーティとダイアナ・オッサナの共同執筆による、映画版『Brokeback Mountain』の脚本も収録。この高い評価を得た小説を映画化していく過程について |
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イップとヤネケ ![]() 価格: 1,890円 レビュー評価:4.5 レビュー数:5 何となくひかれ、購入。6歳の子どもに読んで聞かせたところ大変好評です。 普通の絵本と違い、シンプルな挿し絵、なぜか顔は表紙にあるように黒く塗りつぶされていて。 でも、文章がとても生き生きとしています。顔がはっきりしていないことで、かえって子どもは自分と重ね合わせることができるかも。 オランダ特有のこと、たとえばサンタクロースではなくシンタクラースが12月5日に来るとか、雪だるまのかたちが日本と違う!など、読み聞かせているほうも驚きながら、楽しんで読んでいます。 何といっても、魅力的なのは、イップとヤネケ |
嫉妬 ![]() 価格: 1,575円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 アニー・エルノー独自の語りかけるような口調。女性の「その年齢」を閉じ込めたような作品。 「嫉妬」も「事件」のヒロインも決して利口とは言えない。口やかましい、または客観主義をモットーとする男性が見れば、ヒロインは「馬鹿な愚行」と非難される要素を充分に持っている。 じっさい「事件」ではそんな男性がどっさり現れるのだ。 しかし、それを女性のファインダーから見る時、馬鹿で油断した行為をしたのは女性側であっても、それに対して傍観するか、拒絶するか、逃避しようとする男性の様子は、まったく無力でちっぽけで、遠い存在に見える。 一般的に「愚か」と見做される類の行為をした女性の視線を、 |