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ワット価格: 3,150円 レビュー評価: 5.0 レビュー数:3 徹頭徹尾合理的な叙述を展開することで、かえって狂気とユーモアを誘います。読んでいてクツクツと笑いがこみ上げてくるような本です。はっきりいってイカれてますが、日本の小説のように暗さがないところが印象的でした。明るいからこそ絶望的なのかもしれませんが。順列組み合わせによる文章があほらしいほど続く、とってもキュートな本です。 ベケットの小説のなかで一番読みやすい本でもありました。 |
モロイ価格: 3,150円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 この小説はおかしな話である。けれどどこか毒がある。毒のあるユーモア、けれどブラックユーモアとも微妙に違う。間抜けか?それも違う。狂気?しかし狂人が書いたにはあまりにも構成が繊細だ。どこかが、何かがそうでない。あくまで知的、徹底して知的なのだ。それは否定語であらわさないといけないのかもしれない。哲学的で哲学的すぎず、シニカルでシニカルすぎず、狂気のようで重たくはならず、牧歌的であり、牧歌的に浸りすぎず、ユーモアすぎず、シリアスが一切無く、しかし当事者たちは常に真剣であり、四苦八苦してあがいている・・・。常に意味の中間にゆらぐ、つかみどころのないお話なのだ。 |
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パッション!〜エヴェリン・グレニー・セレクション価格: 2,100円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 全曲の演奏で感じることは、打楽器の演奏は 演奏している(たたいている)姿が鮮明にイメージできることです。
グレニーは 聴覚障害があると聞いているので、私の先入観も入っていることと思います。…が、『音』というより
も『振動』をカラダで感じている姿が見えてきます。グレニーの場合、感じる その『振動』が『音』であり、この『音』
が彼女の『音楽』になっていたのではないでしょうか。
私の『好み』でいえば、「ジムノペティ」、「ボレロ」、「白鳥」です。ドラムのみの演奏もありますが、ちょっと神経
にさわりますね。彼女の感じる『振動』が、私には強く感 |
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